コペンハーゲンのビアフェスに参加してみた②
皆さんこんにちは、ニモです!
今日は前回に引き続き、コペンハーゲンのビアフェスで嗜んだビールの紹介をしていきます。
ちなみに前回の記事はこちら↓
- ミクロコスム(Microcosm)
- カプチーノスタウト(Cappuccino Stout)
- キラーホップ(KILLER HOP)
- アーバンレジェンド(URBAN LEGEND)
- フリゲートユトランド(Fregatten Jylland)
- ごはんビール(Gohan biru)
ミクロコスム(Microcosm)
まず、最初のビールはガンマブルワリーのミクロコスム(Microcosm)。ブログを書いているときに調べたところ、ミクロコスムは「小さな宇宙」」という意味らしいです。ブルワリーのロゴが特徴的だったためトライしてみました。
かっこよくないですか、このロゴ!ホームページを見てみると、なんとこのロゴをモチーフにした帽子や服も売っています。
さて、そんなガンマブルワリーのミクロコスム。度数が3%とかわいらしいこともあったため飲んでみました。写真はこちら。
ビールのタイプはペールエール。ホップのシトラス香が強く、飲んでみると香りとは裏腹にさっぱりとした味わい。度数が低いことも影響していると思われますが、エール特有のフルーティーさの主張は弱いです。ただ、これはこれで飲みやすく、缶ビールくらいなら、お酒の弱い私でもほろ酔う感じで楽しめそう。
ちなみに、グラスに書かれている10 clは100 mlのことです。clはセンチリットルのことで、デンマークでは頻繁に見かけます。
ホームページはこちら。
カプチーノスタウト(Cappuccino Stout)
続いてはシンディケートブルワリーのカプチーノスタウト。それぞれのビールに見合ったキャラクターを割り振っているところが、ここのブルワリーの斬新なところ。
そのキャラクターの中でも自分のタイプだなと思ったキャラクターがカプチーノタウト
(Cappuccino Stout)の女性でした(笑)
ま、少し、ほろ酔いで見てたから美しく見えたけど、今見ると笑顔が何か企んでるようにも見えますね(笑) 肝心のビールの写真はこんな感じ。
ビールのタイプはもちろんスタウト。匂いが完全にカプチーノ!目をつぶって様々な人に嗅がせてみたら多分、大半の人がこれがビールだとは分からないだろう。みんな、カフェオレかカプチーノと答えるはず。飲んでみるとこの黒色に合う濃厚なモルトの甘みとカプチーノの苦みを感じるまったりとした味わい。カプチーノとスタウトのいいとこ取りをしたビール。この上にバニラアイスクリームをのせて飲んでみても合うと思うな。ちなみに度数が8%なため、飲みすぎに注意。
シンディケートのホームページはこちら。ぜひ、他のビールのキャラクターも見てみてください!どれもユニークで面白いです。
3つ目と4つ目はマッドジャイアントブルワリーというアフリカの最大都市ヨハネスブルグにあるブルワリーのビールを堪能。
キラーホップ(KILLER HOP)
まず、キラーホップ(Killer Hop)と呼ばれる昨年にアフリカ内で金賞を獲得したビールをいただきました。酔ってて写真撮り忘れたのでホームページの写真をご覧ください(笑)
小麦と大麦を加えて作られたペールエール。4種類のアロマホップをふんだんに使っていることからこの名前が付けられているそう。飲んでみたところ、モルトの味はおさえられていたましたが、ホップの味がそこまで強くないというのが第一印象。後味はペールのわりに非常にさっぱりしていました。
アーバンレジェンド(URBAN LEGEND)
続いて、南アフリカ国内で銀賞を獲得しているIPAのアーバンレジェンド(Urban legend)を堪能。これはきちんと写真に収めました。
度数は6%で若干強め。マンゴーとパパイア、そしてグアバと呼ばれる熱帯地方で収穫される果物を副原料として加えています、とのこと。このビールはIPAのわりにモルトの甘味がしっかりと 感じ取れたましたが、ホップと果物の味が見つからない。この甘みの中に濃縮されている感じだろうか。フルーツのかくれんぼを楽しむビールなんだと勝手に判断(笑)。
アフリカのビールは自身初だったため、とても新鮮でした。ただ、個人的な感想としてはまだまだ伸びしろがありそうな感じ。ホームページは以下より。
フリゲートユトランド(Fregatten Jylland)
デンマーク第三の都市オーフスの南西に君臨するオーフスブルワリーのビールを堪能。その名はフリゲートユトランド(Fregatten Jylland)。副原料にリンゴをふんだんに使っており、シードルのような黄金色透明なビールです。
香りはシードルのようなリンゴが主体の香り。いざ、飲んでみるとやはり辛口なシードルそのもの。ただ、ホップ由来の苦さもじわじわと感じ取れます。後味は非常にスッキリしておりキレのあるシードルビールという感じ。こってりした肉料理と一緒に飲みたくなりました。
このフリゲートユトランドは、エベルトフトと呼ばれるリンゴの果樹園で有名な地域とのコラボで生まれました。なんでも、この地域でリンゴフェスティバルが開催されるようになって、リンゴを含んだビールを作ってみようという企画から生まれたのだとか。だから、これほどリンゴの主張が強いのか。。。面白い!
ホームページは以下。
ごはんビール(Gohan biru)
デンマークで一番新しいブルワリーが昨年誕生。その名もサイエンスブルワリー。最新のビール醸造の科学的技術を駆使しつつ、効率的な生産に重きを置いてビールを作ることをモットーとしているらしいです。彼らのビールの説明をする前にまず、これを見てください(笑)!
理系の方なら、お分かりになると思います、そう、ポスターがこのサイエンスブルワリーに貼られていたのです!思わず目がひきつけられました。上手いですね、引き付け方が。理系の方だったら思わず食いついてビールのファンになっちゃいそうです。てか、もう私、メロメロです(笑)。
さて、先ほど、効率的な生産と申し上げましたが、ここのブルワリーは余剰生産物をメインに使ってビールを作っているようです。そんな世界で最初(というわけでもないと思うのですが、ホームページにそのように記載されていたので)の余剰生産物の白羽の矢がったのはなんと米!デンマーク、イギリスを中心に展開しているSticks'n'Sushiレストランの余った米を使用していることからごはんビールと名づけられたそうです。
黒ビール(ドゥンケルの方が正確かな)っぽいですがベースはピルスナーのモルトを用いており、少しだけローストモルトを加えたのだそう。副原料に米とさらにスターチを加えているのだそう。ホップの香りはあまり感じず、呑んでみると色のわりにはライトな味わい。後味が米を入れたと思われるさっぱりさを感じさせます。このビールの後味のさっぱりさが寿司に合いそうです!
ホームページもぜひ見てみてください。デザインセンスあふれていて面白いです(特に理系の方必見)!
さて、本日はコペンハーゲンのビアフェスで私が飲んだ6つの種類のビールを紹介させていただきました。どこのブルワリーのビールも個性あふれていますよね。ブログで書いてまとめている間も非常に楽しかったです。次回、残りの7種類紹介させていただきます!
非常に長かったですが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
日本ではいずれも手に入りにくいビールですが、気になったビールがあればぜひデンマークに寄る際、トライしてみてください!